シトリンの特徴、種類、贈るべき人について解説します! 

シトリンの特徴

黄色く爽やかな色合いが特徴的なシトリンは、フランス語でレモンを意味する「シトロン」がその名前の元となっています。シトリンには黄色以外にも、褐色のものや赤みの強いものなど、産地によっても種類がいくつかあります。

シトリンはアメジストに熱を加えてできた宝石です。シトリンの和名は黄水晶でアメジストの和名は紫水晶。アメジストに熱が加わることで、紫色から黄色に変化します。

アメジストから自然に熱が加わってできる天然のシトリンも存在しますが、希少性が高い宝石です。アメジストを加工してシトリンにしている宝石は比較的安価で多く出回っています。

他の宝石と比べてお手頃なため、大きめのサイズのシトリンを指輪やペンダントで楽しむのにも向いています。小さめではっきりした発色のシトリンをアクセントにしたりなど、身に着け方も幅広い宝石です。

シトリンはトパーズと並んで11月の誕生石です。加えて結婚5年目の木婚式の記念石でもあります。パワーストーンとしては金運アップの効果が期待できる石とされています。

シトリンの種類

シトリンの種類はそれほど豊富ではありません。元のアメジストの産地によってシトリンの色合いや大きさが変わります。この他に、アメジストの紫とシトリンのイエローが共存しているアメトリンという種類のものがあります。それぞれの産地や特徴を見てみましょう。

バイアシトリン

ブラジル・バイア州で採掘されたアメジストを加工してシトリンにしたものです。淡く、かつくっきりしたイエローの色合いで爽やかな印象。

他の産地で採れるアメジストやシトリンに比べて大粒なのが特徴です。大きなシトリンの指輪をしてみたい方におすすめで、比較的安価です。大きな指輪は抵抗があるという方も、ネックレスやペンダントならおしゃれに身に着けることができるはずです。

マデイラ・シトリン

ブラジルのリオ・グランデドスル州で採れるアメジストを加工したシトリンです。ポルトガルのお酒、マディラ酒の色合いに似ていることから、マデイラ・シトリンと呼ばれています。

黄色というより赤に近いオレンジ色なのが特徴的で、ガーネットとも色合いが似ています。指輪やネックレスとして、赤系の深い色を楽しめます。

パルメイラシトリン

ブラジルのリオ・グランデドスル州パルメイラで採掘されるアメジストを加工したシトリンで、オレンジに近い濃い黄色をしています。小さい石でも発色がはっきりとしていて存在感があります。指輪としての愛用がおすすめです。

アメトリン

アメトリンは、アメジストとシトリンが1つの鉱物になっているものです。アメジストの紫とシトリンの黄色系の色が1つの宝石に入っていて、美しく調和しています。天然のアメトリンは、アメジストに熱が加わりシトリンとなる途中の段階で中断して出来たものと考えられています。

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シトリンの効果

シトリンの石言葉は「成功」「繁栄」「富」「幸福」など。11月の誕生石として親しまれているシトリンですが、パワーストーンやお守り、ヒーリングストーンとしても愛用されています。シトリンには以下のようなさまざまな効果が期待できます。

商売繁盛と富の石

シトリンは商売運や財運、金運を上げてくれる石として親しまれています。困難にぶつかってもそれに打ち勝つ力を授けてくれるといわれ、商売繁盛や事業の成功、ビジネスの新規開拓のお守りにもふさわしい宝石です。

シトリンは太陽のエネルギーを持つともされていて、見る人や身に着ける人の心を明るくします。人との触れ合いが大事な商売やビジネスの世界で、ネガティブな気持ちに打ち勝ちながら周囲を楽しませられる、親しみやすい人に変わっていくことでしょう。

明るく前向きになれるヒーリングストーン

つい暗い気持ちになってしまったり、プレッシャーに負けてしまいそうになったり。こんなときにもシトリンはヒーリングストーンとしておすすめです。身に着けることで持ち主の気持ちを明るくし、苛立った心もリラックスさせてくれます。

深みがありつつも爽やかなイエローは、部屋に置いて眺めるだけでもリラックス効果が期待できます。イライラするときやプレッシャーで落ち着かないときなど、呼吸を落ち着けてシトリンを手に取ってみてください。

夢や目標があるけれど気持ちが揺らぎやすい、人の意見に左右されやすい、という方にもシトリンはおすすめのパワーストーンで、心が安定すれば腹も据わるようになってきます。受験生からビジネスマン、経営者まで、幅広い方にぴったりの宝石です。

結婚5年目はシトリンを贈ろう

結婚記念日のお祝いで、25周年の銀婚式と50周年の金婚式は有名ですが、「○○婚式」はこの2つだけではありません。20年目以降は毎年というわけではありませんが、75年目の金剛石婚式まで記念日があります。

結婚5年目は木婚式。「もっこんしき」とも「きこんしき」とも読みます。1年目が紙婚式で2年目が綿婚式であるのと比べると、さらに固く丈夫な「木」になりましたね。夫婦の絆がより強固なものになり、セカンドマリッジリングと呼ばれる2つ目の結婚指輪を贈る時期でもあります。

木婚式のプレゼントにふさわしいものは?

木婚式にはパートナー贈り物をしたい、夫婦でプレゼントを贈り合いたい、という方も多いでしょう。やはり「木」婚式ということで、木でできたものをプレゼントするのがおすすめです。

木製の食器やスマホケース、名刺入れなど、木でできた雑貨にも高級感を漂わせつつも温かみのあるものがたくさんあります。普段使いできるものがいいですね。木製の時計やフォトフレームで、夫婦一緒の時間をより楽しむのも素敵です。

木婚式に木製の指輪を交換する夫婦も。硬い木でできた指輪はセカンドマリッジリングにも向いています。普段使いには難しい点もありますが、木婚式記念らしい一品です。

木婚式に宝石を贈るならシトリン

木婚式に宝石を贈りたいならシトリンがおすすめです。結婚記念日ごとに記念石があり、結婚5年目の木婚式の記念石はシトリン。フレッシュで爽やかな色合いが、夫婦の気持ちを新たにしてくれそうですね。

セカンドマリッジリングの宝石にもシトリンはマッチします。ペンダントやブローチなどのほうが身に着けやすい方は普段使いに適した形のジュエリーでパートナーに似合うアイテムを選んでみてください。

まとめ

アメジストの仲間であるシトリンは黄色系の色合いが代表的ですが、産地によって色合いの特徴が変わります。11月の誕生石で、金運アップや気分を前向きにする効果が期待できるパワーストーンでもあります。

結婚5年目の記念日、木婚式の贈り物にもふさわしいシトリンは、幅広い目的で愛用できる宝石です。

 
 
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