ピアスの針が取れてしまった場合、修理はできる?修理方法を紹介

ピアス針の修理方法

ピアスの針を修理する方法としては主に2つの方法が挙げられます。ピアスのデザインはもちろん、破損状況によって修理の方法についても異なってくるので、お手持ちのピアスの破損状況に合わせて選びましょう。

ここからは、ピアスの針の修理方法2種類についてご紹介していきます。

溶接して修理

多くのピアスは金属でできています。

特にピアスの針の部分は、ジュエリーの場合ほとんどが貴金属製ですので、万が一針が折れてしまったら溶接するというのが最も適しています。金属部分を溶かし、またつなぎとめた上で、表面を細い針が折れないように慎重に磨いて元どおりに仕上げます。

特に溶接して修理する方法は、金属の折れた部分を傷ひとつ残さず修復することができるので、ピアス針の中腹部分で折れてしまった場合、フック状のピアス針が途中で折れてしまった場合などに使うことができます。

接着剤などで付けようと思う方も多いかもしれませんが、ピアスは耳たぶに空けた小さな穴に通すので、接着剤を使うことで肌が荒れてしまったり、傷が完全に修復していない場合に再度折れてしまう可能性があるので、注意が必要です。

溶接については、なかなか自分では行うことができない修理方法ですので、ジュエリー修理の専門店に依頼することになります。

金具交換

ピアス針が根元の部分から綺麗に折れてしまった場合や、ピアス針そのものがサビや劣化によって折れてしまった場合は、ピアス針全体がだめになっている可能性があるので、交換が必要になります。

ジュエリー修理の専門店ではピアスなどの修理用の代替パーツについても取り揃えられているので、ピアスのデザイン部分に溶接や留め具パーツなどによって綺麗に元どおりにすることができます。

金具交換の際、ピアスの金属部分を綺麗に磨いてもらえば、針部分はもちろん、ピアス全体も美しい仕上がりになりますので、新品同様で強度の高いピアス針のピアスになります。

肌が敏感な方は、金具交換の際に肌に合わせて樹脂製の針などに交換するのも良いでしょう。愛用のピアスの利便性、快適性がさらに高まります。

ピアスの針修理ができる場合と出来ない場合

ピアス針は材質やその素材によって、修理できる場合とできない場合が存在します。ですので、修理を依頼する前に、お手持ちのピアスが修理可能かどうか確認してみましょう。

もちろん、修理店によって修理不可能なピアス、修理可能なピアスが異なる場合もありますので、ピアスの特徴と合わせて、お近くの修理店で修理可能なピアスの特徴についても確認してみましょう。

プラチナ・ゴールド・シルバー素材は可

まず、ジュエリーとしては定番の素材であるプラチナ、ゴールド、シルバー素材の針については問題なく修理することができます。

これらは日本のジュエリーメーカーでも広く取り扱われている素材なので、針の流通も広く、交換用の針も非常に簡単に手に入れられます。

針の交換が非常に簡単な上、溶接についても容易なので、ほとんどの場合が修理可能です。なので、これらの材質の場合は安心してジュエリー専門の修理店に持っていきましょう。

上記以外の素材不明な金属は不可

上記以外の素材については不可能な場合が多いです。

例えば、近年貴金属として人気が高まっているジルコニウムなどの金属については、多くの修理店でまだ溶接のノウハウがなく、折れた針の溶接などはできない場合が多いのです。

多くのジュエリー専門の修理店では、これら特殊な材質の修理については対応していない場合が多いので気をつけましょう。

ただ、金属パーツを組み合わせたチェーンタイプ、チャームタイプのピアスであれば、破損してしまったパーツを新品のパーツに取り変えられるので、修理できる可能性は高いです。

ただ、ジルコニウムのピアス針パーツなどはあまり広く流通しているものではありませんので、シルバーやプラチナ、樹脂製パーツの交換となる可能性もあります。ですので、交換の場合の素材に関してはジュエリー修理専門店のスタッフに相談してみましょう。

デザイン

デザインによっても修理が難しい場合があります。例えば、細身のフープタイプや揺れ感が綺麗なチェーンタイプのピアスなど。

通常のピアスパーツでは賄うのが難しかったり、ピアスのデザインそのものとピアス針が一体化しているものについては、完全に元どおりに戻すのが非常に難しいです。

場合によっては針の交換が不可能で断られてしまう可能性もありますので注意が必要です。ピアス針の部分のデザインが複雑で既存のピアス針との交換が難しそうな場合も、ジュエリー専門の修理店のスタッフと相談してみることをオススメします。

針全体の交換となった場合はその分費用が掛かる場合もありますので、しっかりと費用について相談しながら判断しましょう。

ピアスの針修理 予算相場と期間

以上のように、ピアス針が折れてしまった場合の修理方法には様々なパターンがあります。

そこで気になるのが、ピアス針の修理の予算相場と期間です。当然修理方法によって予算も期間も異なりますが、それぞれの目安についてご紹介していきます。

まずは針修理に掛かる予算です。予算についてはその修理方法によっても異なるので、まずはそのそれぞれの修理方法の目安についてご覧ください。

・デザイン部分から外れた針の付け直し:500円〜1000円

・ピアス針の溶接(Pt):3000円〜4000円

・ピアス針の交換(K18):5000円〜6000円

特にプラチナや貴金属などのピアス針の交換の場合は、新たな貴金属の針を用意する必要があるため、ある程度の費用がかかります。あくまで目安の値段ですが、場合によっては折れてしまった針を素材として下取りしてもらえる場合もあります。

期間についてはおよそ2週間程度と見積もると良いでしょう。接着、溶接ともに、修理後に素材が安定するまでの期間も含めある程度時間が必要ですので、パーティやデートなど、お気に入りのピアスを身に着けたいイベントがある場合は、余裕を持って早めに修理を依頼することが大切です。

また、取れてしまったパーツの接着や新たなパーツの取り付けのみで済む場合は、さらに短時間、場合によっては即時で修理してもらえる場合もあります。

リッツグランデのピアス針修理

こちらが実際に当店でお受けした修理内容です。折れてしまった針も修理でこの通りまた使えるようになります。

リッツグランデの修理費用や納期

当店では、お客様に満足していただける技術や費用を積極的に提供しております。通常のデパートでの修理価格の約3分の1のお値段で承らせていただいております。

また、納品日数に関しましても、3営業日後~とかなり短い期間での修理完了に努めております。 納期を最短にする「特急料金」のメニューもご用意しておりますので、ご相談ください。 また、当店はLINEなどを利用して見積りなど対応可能ですのでまずはお気軽にお問い合わせください!

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まとめ

今回はピアスの針修理の特徴についてご紹介してきました。ピアス針は非常に繊細で、どうしても折れやすいものでもあります。

ですので万が一ピアス針が折れてしまった場合の対処法についても知っておけば、安心して身に着けることができます。もし、お気に入りのピアスが壊れてしまったら、修理も検討して長く身に着けていってくださいね。

 
 
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