ムーンストーンの手入れ方法とは?特徴とともに解説します!

ムーンストーンの特徴

多くの方が間違った認識を持っている場合が多いですが、ムーンストーンは決して本物の月から採掘された「月の石」ではありません。

月のように青みがかった美しい白色をしていることから名付けられた石で、和名では「月長石」とも呼ばれています。

その結晶によって、透明な鉱物の中に淡く白い靄のようなものが見えたり、その靄に淡く水色が混ざっているものなど、ひとつとして同じ模様の鉱物はありません。

特に美しい、非常に希少価値が高いと言われているのが青みの強いムーンストーンです。高級感のある濃い青色のムーンストーンは「ロイヤルブルームーンストーン」とも言われています。

白っぽいムーンストーンでも、内部の結晶構造によって光を反射し、虹色の色味を見せる「レインボームーンストーン」も人気が高いです。

長石と言うと鉱物の中でも比較的有名なので聞き馴染みがある方も多いかもしれません。その長石から派生した鉱物の一種で、特にオーストラリアやインドなどの気温が高い地域で採掘されたものが一般的です。

ですが、実はノルウェーをはじめとした北欧諸国の気温の低い場所でも採掘されています。

古来より空に美しく輝く月は非常にスピリチュアル的なパワーが強く、宗教的に崇拝する方も多いモチーフのひとつです。

そんな月のような輝きを持ったムーンストーンも、かつてはお守りとして大切にされ、神職や王族・貴族の間で大切に身に着けられてきました。そして、もちろん現在も、ムーンストーンの美しさは世界中多くの方を魅了しています。

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ムーンストーンの取り扱い方法・保管方法&注意点

ムーンストーンは非常に美しく世界中で愛されている宝石のひとつですが、実は大変脆い石でもあります。

ムーンストーンは薄い層が折り重なるようにして徐々に結晶が大きくなっていきます。1方向に折り重なる結晶構造は耐久力に乏しく、簡単に割れてしまう恐れもあるので扱いには十分に注意しなければいけません。

ムーンストーンの基本的な取り扱い方法、そして保管方法や注意点について解説していきます。

急激な温度変化に注意

非常に脆い構造を持っているムーンストーンは、温度変化についても気をつけなければいけません。基本的に、地球上のあらゆる物質は温度変化によって分子が膨張・または収縮します。

これは硬い鉱物でも同じことで、特に脆いムーンストーンは、日常的に起こり得る範囲の急激な温度変化に晒されることで割れてしまう可能性があります。

気温の変化程度では破損の可能性は非常に低いですが、特に火を扱う場合にはしっかりと対策を練る必要があります。

例えば、寒い冬で石が少しずつ冷えて温度が下がった状態で、いきなりキッチンなどで加熱調理をするなどでも破損してしまう恐れがあります。

比較的に光などでは変色の恐れが少ない石ではありますが、その分温度変化には十分気をつけて、急激に温度が変わりそうな場面ではムーンストーンのアクセサリーは外しておくようにしましょう。

強い衝撃に注意

物質の硬さを計測する上で用いられる値のひとつが「モース硬度」です。モース硬度は石に傷がつきやすいかどうかを表す単位で、地球上で最も硬いと言われているダイヤモンドは最高値である10の数字が付けられています。

それに対して、ムーンストーンのモース硬度は6から6.5程度と、あまり高いとは言えません。他の宝石と比べると、水晶よりもやや低い値、そしてパールと同じ程度に留まります。

石としては非常に衝撃に弱く、硬いものに当たった衝撃で壊れてしまう恐れもあるので、装着時や保管にはくれぐれも気をつけましょう。

特に、石の耐久性や破損に大きな影響を与えるのが「へき開性」と呼ばれる性質です。へき開とは、分子配列状一定の方向から衝撃が加わることで配列が破壊される、つまり石そのものが破損してしまう方向のことを指します。

ムーンストーンをはじめとした長石系の石には、このへき開方向が2つ存在します。それは、鉱物の分子配列から見て2つどちらの方向から衝撃が加わっても、簡単に壊れてしまう可能性があるということで、破損の恐れは他の石よりも高まります。

へき開性からムーンストーンを守るため、ムーンストーンはしっかりと周囲を金属パーツで覆ったデザインのアクセサリーに加工されることが多いです。

しかし、金属パーツで守られていれば絶対に安心とは言い切れないので、衝撃を与えないように意識をすることは必須です。

※モース硬度とは「引っ掻いた時の傷つきやすさ」で「割れやすさ、壊れやすさ」という基準ではありませんので注意してください。

ムーンストーンのお手入れ方法

ムーンストーンは比較的破損しやすいながら、その美しさから多くの方に愛されています。そんなムーンストーンを綺麗に身に付け続けるために必要なことが、日常的なお手入れです。

ですが、ムーンストーンは脆く破損しやすい石でもある上、本来の美しい色味を保つためには、手入れ方法には十分に気をつけなければいけません。

ここで、ムーンストーンの自宅でできる簡単なお手入れ方法についてご紹介していきます。

柔らかい布で拭く

自宅でのお手入れとしてやるべきことは、柔らかい布で拭くことです。力を込めすぎないように、表面を優しく拭う程度で構いません。

特にムーンストーンに限らず、アクセサリー類は見た目には汚れがなくても、身に着けることで肌にあたり見えない皮脂汚れが付着してしまいます。

身に着けた後、自宅に帰ってアクセサリーを外したタイミングで柔らかい布で軽く拭く習慣を付けましょう。

万が一目立つ汚れがついてしまい柔らかい布で拭く程度では汚れが落ちない場合は、綿棒などに少量の水を取って拭きましょう。

その後柔らかいタオルなどで優しく拭いて、水気をしっかりと落とすことも忘れないようにしてくださいね。この際も、強く擦らないようにすることで破損を防ぐことができます。

超音波洗浄やスチーム洗浄はNG

絶対にやってはいけないのが、超音波洗浄やスチーム洗浄です。宝石の手入れ方法としては一般的な方法ですが、これらの洗浄方法を活用することによって衝撃に弱いムーンストーンは呆気なくヒビが入ったり、割れてしまいます。

また、同時にフッ素酸が含まれた薬品や除光液を使って表面の汚れを落とすのもNGです。多くの石は、その色や耐久性を高めるために表面に薬品でのコーティングが施されています。

これらの薬品は、ムーンストーンのコーティングを剥いでしまう恐れがあるので使わないようにしましょう。

自宅での手入れではなかなか満足ができない、もっと綺麗に身に着けたいという場合は、プロにメンテナンスを依頼するのもひとつの方法です。

宝石加工業者やジュエリーショップの中には、プロが専門的に石のクリーニングを行なっているところもあります。

大切に長く身に着けたいムーンストーンは、プロのクリーニングを定期的に依頼するのも良いでしょう。

まとめ

ムーンストーンは非常に美しく、デリケートな宝石のひとつです。扱いを間違えると簡単に破損してしまったり、その美しさが損なわれてしまう恐れがあるので、取り扱いには十分に注意しましょう。

正しく保管しきちんと手入れをすることによって、身に着けた際にムーンストーンは美しく輝き、さらに魅力的に見せてくれますよ。

 
 
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